話題になったオペラ 記念公演のオペラ バリトン歌手 佐野正一

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話題になったオペラ バリトン歌手 佐野正一

宮本亜門オペラ初演出「コシ・ファン・トゥッテ」グリエルモ役。

日本を代表する演出家である宮本亜門さん
が初めてオペラを演出するという事で、
大変に話題になった公演です。

テレビや新聞でも盛んに宣伝され、
連日満員御礼、

新宿紀伊国屋ホール、大阪近鉄劇場、
渋谷パルコ劇場で
全23回公演が行われました。

当時、宮本亜門さんは34歳、

毎日稽古場で楽しい演出を
付けてくださいました。

黛敏郎作曲「金閣寺」(日本初演)鶴川役。

オペラ「金閣寺」チラシ
オペラ「金閣寺」は、

題名のない音楽会の
司会者としても有名な
作曲家の黛敏郎さんが、

ドイツのベルリン歌劇場から委嘱を受けて
書き上げた作品です。

ベルリンでの初演後、逆輸入して
日本での初演を行いました。

ホールの天井には移動する鏡が設置され、
最後には鏡の中で金閣寺の
もの凄い炎の中、燃え上がっていました。

衝撃的な場面がたくさんありましたので、
週刊新潮のグラビアページに
何ページもわたって掲載され、

題名のない音楽会でも
二週にわたって放送されました。

素晴らしい作品なので、
最近よく再演されています。
【題名のない音楽会】
黛敏郎作曲 オペラ「金閣寺」ハイライト
鶴川役で出演

市川右近演出(市川亀治郎演出助手)歌舞劇「撒羅米」兵士1役。

会場 鎌倉芸術館
R.シュトラウス作曲の「サロメ」を

市川右近(現、市川右團次)の演出、

演出助手に当時慶応大学の学生だった
市川亀治郎(現、市川猿之助)を迎えて、
(今、「半沢直樹」でも大活躍ですよね。)

歌舞伎の衣装と歌舞伎のメイクで
公演しました。

私達オペラ歌手にとっては、
とても貴重な体験でした。

有名なサロメの踊りの場面に黒子が付き、
衣裳を引き抜いていく形で行われました。

サロメの世界が、
日本の美観と見事に融合していました。

このサロメの踊りの場面は、
TVで取り上げられ、
ニュースで放送されました。

モーツァルト劇場「ドン・ジョヴァンニ」ドン・ジョヴァンニ役。

会場 東京グローブ座
ドンジョヴァンニ役を演じた時のチラシに
とても芸術的な女性の裸が
デザインされていました。

ウルツというイギリスの俳優さんの
演出でした。

全く同じデザインで、
ポスターもできていたのですが、

そのデザインのポスターが、
地下鉄に貼られた時のことです。

痴漢を誘発するというクレームが来て、

結局、胸の部分に、
「チケット好評発売中」
という、

白いシールが貼られたのを覚えています。

かえって不自然な感じがしました。

ある意味話題になったオペラです。

記念公演のオペラ バリトン歌手 佐野正一

東京二期会創立40周年記念オペラ「ファルスタッフ」フォード役

会場 東京文化会館大ホール
東京二期会創立40周年記念公演の
ラインナップの一つとして

ヴェルディ作曲 歌劇「ファルスタッフ」が
上演され、フォード役で出演しました。

オーディションでつかみ取った
憧れの役でしたで、思い入れも強く、
精一杯演じさせていただきました。


2021年7月に20年ぶりになりますが、
東京二期会で「ファルスタッフ」が
上演されることになっています。

月日が過ぎ去っている事を実感します。
あっという間です。

プッチーニ生誕150年記念フェスティバルオペラ「三部作、外套」ミケーレ役。

会場 東京文化会館大ホール
プッチーニ生誕150年記念として行われた
フェスティバルオペラで、

東京二期会、藤原歌劇団の垣根を越えた
キャスティングでの公演となりました。

プッチーニ作曲 歌劇「三部作」の三演目
(「外套」「修道女アンジェリカ」
「ジャンニスキッキ」)
を、一度に上演する事も珍しかったため、

東京文化会館の大ホールが、
満員のお客様で埋め尽くされました。


私は、大好きな「外套」のミケーレ役を
東京文化会館大ホールという大舞台で、
演じることができた事に、
心から感謝しています。

おまけですが、
ありがたいことに、

そのミケーレの心情表現を
新聞評、音楽雑誌評にて
絶賛していただきました。

記念に残るオペラです。

第1回琵琶湖ホール オペラ「ドン・カルロス」(5幕版初演)修道士役。

会場 びわ湖ホール大ホール
第1回琵琶湖ホール オペラ
「ドン・カルロス」(5幕版初演)に
修道士役として出演しました。

第一回記念公演という事もあり、
びわ湖ホールに、全国から、
大勢のお客様が集まりました。


確かボローニャ歌劇場の衣裳を
使わせていただいたので、

ニコライ・ギャウロフなどの
世界的に有名な歌手の名札がついていて、
内輪で喜んでいました。

まだ第一回目の公演は、
オペラにお金をかけられた時代でしたので、
豪華な舞台だった事を覚えています。

第1回小澤征爾オペラ塾「フィガロの結婚」フィガロ役。

会場 東京国際フォーラム
現在も続いている
小澤征爾オペラ塾の第1回公演で、

小澤征爾さんの指揮による
研修生の公演が、

有楽町の国際フォーラムで
上演されました。

その時の演目は、
モーツァルト作曲 「フィガロの結婚」で、
私はフィガロ役として出演しました。

詳細は、こちらへどうぞ。

日本フォーレ協会「ペネロープ」(日本初演)エウメ役。

会場 都市センターホール
私が所属する日本フォーレ協会は、
普段オペラを上演する事はないのですが、

フォーレが作曲した唯一のオペラ
「ペネロープ」日本初演するという事で、
大変に話題になりました。

私は、羊飼いのエウメ役として
出演しました。

多くの新聞評で、好評をいただきました。

日生劇場開場40周年記念特別演奏会「ルル」(3幕版日本初演)新聞記者役。

会場 日生劇場
日生劇場開場40周年記念特別演奏会
オペラ「ルル」(3幕版日本初演)に
新聞記者役として出演しました。

ベルクという、
曲の難易度の高い作曲家でしたので、
出演者一同、必死に作品に取り組みました。

オペラ全曲出演作品一覧

今までに出演したオペラ(全曲演奏)
の一覧です。

モーツァルト
「フィガロの結婚」
 アルマヴィーヴァ伯爵
  フィガロ(演奏会形式)
「コシ・ファン・トゥッテ」
 グリエルモ
「ドン・ジョヴァンニ」
 ドン・ジョヴァンニ
「魔笛」
 パパゲーノ 
 兵士2 
 僧侶1
ヴェルディ
「椿姫」
 ジェルモン 
 ドゥフォール
「リゴレット」
 リゴレット
「ルイーザ・ミラー」
 ミラー
「ドン・カルロ」
 ロドリーゴ 
 修道士
「十字軍ロンバルディア人」
 パガーノ
「シモン・ボッカネグラ」
 シモン・ボッカネグラ 
 ピエトロ
「ファルスタッフ」
 フォード
「トロヴァトーレ」
 ルーナ伯爵
「仮面舞踏会」
 レナート
プッチーニ
「ラ・ボエーム」
 マルチェッロ 
 ショナール
「蝶々夫人」
 シャープレス
「外套」
 ミケーレ
「ジャンニ・スキッキ」
 ジャンニ・スキッキ
「トスカ」
 スカルピア(演奏会形式)
ハイドン
「無人島」
 エンリーコ
ドニゼッティ
「ランメルモールのルチア」
 エンリーコ
レオンカヴァッロ
「道化師」
 トニオ 
 シルヴィオ
ジョルダーノ
「アンドレア・シェニエ」
 ジェラール
ビゼー
「カルメン」
 エスカミーリョ 
 モラレス
フォーレ
「ペネロープ」(日本初演)
 エウメ
シューベルト
「双子の兄弟」
 双子
フンパーディンク
「ヘンゼルとグレーテル」
 ペーター
R.シュトラウス
「サロメ」
 兵士2
「カプリッチョ」
 執事
ベルク
「ルル」(三幕版日本初演)
 新聞記者
黛敏郎
「金閣寺」(日本初演)
 鶴川
仙道作三
「源氏物語 夕顔の巻」(日本初演)
 惟光
メノッティ
「電話」
 ベン
「アメーリア舞踏会に行く」
 マリート
「霊媒」
 ミスターゴビニー
アブハッサン
「オペラの稽古」
 男爵
J.シュトラウス
「こうもり」
 ファルケ
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