No.11 声のピントを合わせて バリトン歌手・合唱指導者 佐野正一

No.11 声のピントを合わせて

声のピントを合わせて

声のイメージの持ち方として、
ピントを合わせるという意識で歌うと
品質の良い声になってきます。


例えば、

強弱記号のPはスマホの写真

強弱記号のFはポスターの写真

というようにイメージしてください。

良くあるのですが、
「PPで歌って下さい」というと
支えが抜けてしまい、
芯のないスカスカの声になってしまいます。

これは、ボケたスマホの写真です。

逆に、「FFで歌って下さい」というと、
大きく割れた声になりがちです。

これは、ボケたポスターの写真です。

小さくても大きくても関係なく
ボケた写真を見るのは辛いですよね。

声も一緒です。

ピントが合っている声(写真)が
耳を喜ばせます。


声を集めてという表現だと、
眉間にしわが寄り、

のどぼとけが上がって、
喉がかゆくなりそうなので、

「声のピントを合わせて」の方が、
上手く行くかもしれません。


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