第19回「感動の第九」ハノイ公演 観光編 バリトン歌手 佐野正一

第19回「感動の第九」ハノイ公演 観光編 

第19回「感動の第九」ハノイ公演

NYのカーネギーホールから始まり、
その後ヨーロッパをまわってきた
「感動の第九」が、
初めて、アジアで公演しました。

小雪のフル中、成田空港を出発し、
ハノイ空港に6時間位で到着しました。
時差は2時間です。

空港のトイレは「TOTO」で、
とてもきれいで、日本語で
いつもの注意が書いてありました。

ただ、町のトイレは、水の流れが悪く、
トイレットペーパーを流すと
すぐ詰まるそうです。

ハノイ市内に向かう途中の風景は、
畑や田んぼが続き、
とても懐かしい気持ちになりました。

そこまでは、
ほのぼのとして良かったのですが、
市内に入って驚いた事が
たくさんありました。

道路はバイクで埋め尽くされていて、
二人乗り、三人乗りは当たり前、

五人でバイクに乗っているのも
目撃しました。
夫婦と子供三人です。

信号は少ししかないので、
信号のないところを
横断しなければなりません。

大事な事は、
ゆっくりと歩き続け、戻らない事。

そうして進むと
魚群が岩を避ける様に
よけてくれるのです。

ただ、慣れない私達とっては
命がけの横断でした。

スマホを見ながら
渡っている女性がいましたが、
信じられません。


ベトナム料理のお店には
なかなか食べられない
メニューがありました。

アリ、セミ、サソリ…
もちろん食べませんでした。

フォーや春巻きは、
とても美味しかったです。


ベトナムの平均年齢は27歳。
皆さん若くエネルギーがありました。
初任給は、日本円で2万5千円位。

貨幣はドン。
一万円換金して170万ドンでした。
お金持ちになった気分です。

ホテルの前に韓国系のROTTEという
デパートの地下のスーパー買い物に
行ったのですが、

入り口に警備員がいて、
透明のビニール袋を差し出し、

この中に荷物を入れるように
と言ってきました。

荷物を入れると
ホッチキスで
厳重に袋をとじられました。

万引き防止だそうです。

会計後もレシートに
スタンプを押す係りの女性がいて、
ちょっと複雑な気持ちになりました。

ハノイ公演も無事に終了し、公演の話はこちら翌日は世界遺産のハロン湾へ、

心身ともに肩の荷が下りたので、
船の上で海鮮中心の昼食を取り、

その後、甲板に出て、
美しい景色と
さわやかな風に当たりながら、
ゆっくりと日向ぼっこをしました。

至福の時でした。

帰りの道路で急にバスが止まったので、
前を見ると
牛がゆっくりと横断していました。

これまた、のどかな風景です。

アジアも良いですね。
心に残る演奏旅行となりました。


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