No.12 歌い手の気質 バリトン歌手・合唱指導者 佐野正一

No.12 歌い手の気質

歌い手の気質

仕事をやるうえで、
その人が、この仕事に適正かどうか
という点から、物事を考えていくと、
面白いことがわかります。


銀行員は、真面目で融通がきかない
くらいの方が良いかもしれません。

大雑把で、いい加減だと怖いですよね。
預金が心配になります。


私の回りの声楽家は、
明るくて、良く食べ、良くしゃべり、
開放的な人が多いです。


歌を教えている時に、
その人の本来持っている性格が、
歌い手っぽくない場合、

歌い手の気質を、イメージさせて
歌わせると、心と体が解放され、
声が出てくるようになります。

真面目すぎると、ちゃんと歌おう
という気持ちが強すぎて、

音程を取りに行き、
声をつかみに行ってしまいます。

そして、身体が硬くなり、
息も流れず、力んで声を押して、
自滅していきます。


上手くなっていくには、
まずは身体と心を解放して、

自由になった声を
だんだん整えていった方が、

品質の良いものを作る事が
出来ると思っています。


その根本の思考が違ってしまうと、
技術をいくら教えても、
なかなか声が出て来ません。

もともと性格的に、
解放されている人にとっては、
自然にできてしまう事ですが、

そうではない人にとっては、
この部分は、なかなか根強い場所です。

そういう人は、
少しずつでも思考を変えて、

歌手の気質をイメージして練習すると、
歌うのが楽になってきます。

声をもっと出るようにしたい方は、
是非お試しください。


アドバイス 目次
ドイツ コブレンツ ライン川とモーゼル川の合流地点
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