No.23 皮膚は考える バリトン歌手・合唱指導者 佐野正一

昔になりますが、
「皮膚は考える」という本を読みました。

私たちは感動すると、

鳥肌が立ったりしますし、
体中の肌が生き生きしたりします。


私も、本当に美味しいものを食べた時は、
身体が喜んで、肌がスベスベになります。

これは私だけでしょうか?



皮膚は単に、
内臓を外の世界から
守るものだけではなく、

それ自身が、感じ、判断し、
行動するそうです。

作者は、「外臓」と呼んでいました。



長年、演奏活動をしてきた人は、
よくわかっているなのですが、

実は、歌は感情を込めて歌うと、
内面に入ってしまい、

声の伸びが無くなり、
テンションが落ち、
リズムが遅れて、

その結果、

お客様に感情も表現も
届きにくくなります。


聴く側のイメージと
演奏側で行っていることは違うのです。

ここが、歌の一番難しいところです。



私は、歌い手が五感で感じた、
その身体の状態のまま声を出した時に、

声に感情の色が乗ると思っています。


その為には、
歌詞を理解して、イメージする事、

そして、そのフレーズの前の呼吸が
とても重要になってきます。


その訓練をすればするほど、
身体は敏感になり、
音に感情の色が乗りやすくなります。


この本は、歌に関係するものでは
ありませんが、

そういう意味でも、
とても参考になりました。


音楽の分野だけではなく、
色々な分野に、ヒントが転がっています。

アンテナを立てることが必要です。



アドバイス 目次

No.23 皮膚は考える

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