自彊術 関節をほぐし、骨格を強制させ、血を巡らせる、手軽な体操

次に、ご紹介するのは、自彊術です。

自彊術は、
戦前の国民的な体操と呼ばれ、

300万人の人が実践していたと
いわれています。

関節をほぐし、骨格を矯正させ、
血を巡らせる、手軽な体操です。

自彊術普及会

自彊術の動画はこちら


大学時代、下宿の先輩の勧めもあり、
「呼吸塾」という会に4年間ほど
通った時期がありました。

その当時、劇団「仲間」の代表を
務めていた、俳優の生井健夫先生が、

ニューヨークのジュリアード学院の
演劇メソードを基に、
劇団「仲間」の役者さんと

東京藝術大学講師をしていた
声楽家の吉岡巌先生と組んで、

声に感情を自然にのせる、
人格表現するための呼吸法の研究会を
毎週開いていました。

その時の身体づくりに使われたのが、
自彊術でした。


正確には、「呼吸塾」では、
31ある自彊術の動きから
いくつかの動きを選び、

呼吸に合わせながら、
体操をして行きました。

力みが強く、絞り上げてしまう、
自分の身体を緩めていくのに、
大変に適していたため、

私は毎日、この体操を行いました。


大学1年の9月から始めて、

しっかりと緩みを感じ、
歌への効果を実感し始めたのは、

大学3年の11月位だったと思います。

そこを起点に年々、
声が出るようになっていきました。


「野口体操」にしろ、
「自彊術」にしろ、
身体を作るのには、時間が掛かります。

緩みを身に付けるには、
地道に続けるしかありません。

呼吸塾のページはこちら



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この記事を書いた人

コロナウイルス禍の中、
発声方法を中心にしたサイトを
立ち上げました。

こんな時期ですから、
独学でできる歌の勉強を
してみませんか?

長年の経験を生かし、
全力で応援します。

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