No.11 坂上二郎さん 鹿児島の母校にて バリトン歌手 佐野正一

坂上二郎さん 鹿児島の母校にて

フェリーから桜島を望む
青少年劇場巡回公演 
「マーシャル727」で、
鹿児島市の清水中学校に行った時の話です。


普通、学校に着きますと、
どなたかが玄関に出迎えて下さり、

校長室に案内され、
挨拶をするのですが、

この時は、校舎には誰一人いませんでした。


勝手に学校に入って待っていると、
やっと一人の先生がやってきました。

なんと今日は、創立記念のイベントで、
この学校出身の坂上二郎さんの講演を
体育館で行っていたそうで、

講演後には、アンコールとして、
歌い手になりたかった坂上二郎さんが、

大好きな歌を四、五曲歌って、
大いに盛り上がってていたそうです。


私達は校長室で挨拶をした後、
体育館へ向かうため廊下を歩いていると

横の部屋で講演を終えたばかりの
坂上二郎さんがお茶を飲んでいました。

やはり芸能人というのは凄いもので、
何か普通の人達とは違う存在感というのか
オーラを持っていますね。


この様な有名人の講演の後、
私達が演奏するのは、
大変だなぁと思っていましたが、

逆に生徒達は、坂上二郎さんの講演で、
もうリラックスをしていて、

私達の演奏会をとても良い感じで、
聴いてくれました。

私達にとっても色々な意味で
ラッキーな公演でした。

鹿児島市の小・中学校には、
8年間歌いに行っていましたので、

この清水中学校にはその数年後に
もう一度おじゃましました。


ここからは後日談です。

坂上二郎さんは、
数年後、脳梗塞で倒れられ、
その後、リハビリをして復帰、

「富豪と、嘘と、のぞみ」という、
坂上二郎、芸能生活50周年記念の
演劇公演で全国を巡回していました。

(その後、TVでも放映されました。)

たまたま、別の演奏旅行で、
岩手県の一関市に泊まっていた時に、

ホテル横の一関文化センターに
その公演が来ていましたので、

これも縁かなと、勝手に思い、
チケットを購入、
夜の空き時間にホールに行って、

復帰後の坂上二郎さんを
応援させていただきました。

舞台人としての執念を感じました。

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